文法情報を得る手段を考える

簡単な方法の1つが、 Visual Studio .NETソースコードを開いてコピーする。
この方法だと、テキスト、RTF 形式、不明な形式の3種類ぐらいでレンダリング可能なものがクリップボードに乗るので、RTF で引き出してから処理する。
非常に単純な RTF になるので、RichText フォーマットを知らなくても冒頭の色コードテーブルと色変更と改行ぐらいを処理すれば十分だし、RichText コントロールや TOM オブジェクト経由で内容を調べてもいい。
欠点はカスタマイズしにくいところかな? 自動生成されたコードがタブでインデントされているのに対し、自分で記述したり自動整形処理を通ったところはスペースでインデントされているといった違いもあるので、多少の整形も必要になる。
もう1つの方法が、.NET Framework が動作している環境であれば、 C#コンパイラも含まれているので、パーサを使えば式だとか定数だとかいった情報を得られるので、こちらを使ってソースコードを直接処理してしまう方法。
こちらの方法では、コード片を正しく処理できるかどうか微妙なのだが、コンポーネント開発などで CodeDomSerializer あたりを振り回している経験上、まあ大丈夫だろうと思われる。

・・・続く。