21通り

id:alea:20050529#1117295025 より、
以下、あーれあさんの思考(改行位置や箇条書きを変更しています)

ビリヤードの玉っていうことは、ナンバーは1〜9なんでしょうね。この条件で玉を取るときの玉の組み合わせは、1個の場合5通り、2個の場合5通り、3個の場合5通り、4個の場合5通り、5個の場合1通りで合計21通り。
だとすると1〜21までの数が全部作れる、というのは、すべての組み合わせで、ナンバーの合計が異なるということ。
1ができるためには、1の玉は必須。玉1個の場合の5通りが全て別の数字にならないといけないので、同じ玉を複数使うことはない。よって、2の玉も必須。
5つの玉のナンバーの合計は21になるはず。

すぐに思いつくことと言えば、

  • 5つのうち、1,2は確定なのだから残り3つの合計は21−3で18である。
  • 3つで18となり、値域が3〜9であることから、6±3,6±3,余りの3つに分けることができそうだ。
  • 3つの玉を A, B, C としたとき、3 <= A < B < C <= 9 である。

ここまでくれば、3つの数字の組み合わせは意外に少なそうだ。たとえば、3,4と玉を選択すると9を選択しても18に満たないため、A=3であるならBは6か7である。
同様に考えると、とりうる組み合わせは

  • 3,6,9 …… (a)
  • 3,7,8 …… (b)
  • 4,5,9 …… (c)
  • 4,6,8 …… (d)
  • 5,6,7 …… (e)

となる。しかし、(e) なんて、1,2,5,6,7を組み合わせて4(1と2がある時点で3を作成できない組み合わせはない)を作成することができないことが一目でわかるので排除だ。
次に簡単に判別できそうなのは1の使い方について。同時に取れるのは隣り合う玉だけなので (c) および (d) の場合は、1と2は隣り合っていなければならず、*1(a) および (b) の場合は、1と2は隣り合ってはならない。*2特に簡単にパターンを固定していけそうなのは前者の隣り合うことが必須のパターン。
1と2が隣り合うということは、2個づつの組み合わせにおいて1が登場できるのは残り1回だけということになる。とりあえず、組み合わせパターンを考える前に確実に発生する「1個を取り出した場合」「4個を取り出した場合」「5個を取り出した場合」をリストアップしておこう。

(a) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
(b) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
(c) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
(d) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

昼休み10分ではココまで

頭の体操的に簡単なメモだけで考えるとこんな感じだった…。

*1:2個を選択した時に3を作成するため

*2:3個を選択した場合に18になることを避けるため