[.NET][Azure] Windows Azure 開発環境の作成 (Win7 + VS2010)
とかいって、ちょっとしかしてませんが。
- まずは、Windows Azure Tools for Visual Studio のダウンロードへ、2つともダウンロード
- 注意点にいっぱい書いてあることを順番に実施します。
- Visual Studio のインストール (2010, 2008SP1, 2010WDExpress のいずれか)
- VS2010 がインストール済みなので何もなし
- SQL Server 2005 以上のインストール (Express で Okay)
- SQL Server 2008 R2 Express がインストール済みなので何もなし
- WCF HTTP Activation, ASP.NET, FastCGI の有効化
- 日本語の資料には Win7 の手順が書いていないけど、適当に設定変更。開発用 Fabric/Storage を動かすために .NET 3.5 と IIS の設定を行う。
- コントロールパネルの「プログラム」にある「プログラムと機能」から「Windows の機能の有効化または無効化」を選択
- 先頭のあたりにある「.NET Framework 3.5.1」を開き「Windows Communication Foundation HTTP Activation」を有効にする。
- 結構下のほうにある「インターネットインフォメーションサービス」を開き、「World Wide Web サービス」→「アプリケーション開発機能」とさらに開いて「ASP.NET」と「CGI」を有効にする。
- Windows Server 2008 の場合、基本機能の「静的コンテンツ」も有効にする。
- 私の環境では、WCF HTTP Activation と CGI 以外はすでに有効でした。
- 日本語の資料には Win7 の手順が書いていないけど、適当に設定変更。開発用 Fabric/Storage を動かすために .NET 3.5 と IIS の設定を行う。
- Visual Studio のインストール (2010, 2008SP1, 2010WDExpress のいずれか)
- ダウンロードしておいた Azure Tools 1.2 をインストール。その後、日本語言語パックもインストール。(実際は Visual Studio より後ならいつでも大丈夫そう)
- 各種 HotFix の適用
- 32bit OS の場合、KB983301
- VS2008 の場合、KB967631
- WinVista の場合、KB967131
- Win7 以外の場合、Connect DownloadID 16827
- すべての環境にて、KB971842, KB981002, KB971842
リリースノートには、上記以外に
- WinVista で .NET4 をターゲットにする場合には KB958854 を適用
- URL Rewrite : The Official Microsoft IIS Site を適用
- .NET 4 WCF Workflow Services を使うなら web.config に書き足してね
といったことが書いてあります。とりあえず、ここまでやってから新規プロジェクトで ASP.NET MVC2 Web Role と Worker Role を1つづつのプロジェクトを作成してみて生成されたコードを眺めてみる。どっちもかなりシンプル。IgnoreRoute に /Contents が入ってないけれど、入れなくていいんだっけ?
デバッグ実行すると「管理者権限に昇格していないと開発 Fabric が動かせないからダメ」とか言われる。Developer Fabric だけ昇格して実行するだけじゃダメなのかしら?と思いつつ昇格させた Visual Studio から実行すると、Developer Storage の初期化に失敗する。エラーログには「SDK で dsinit してね」と丁寧に書いてあるので dsinit を実行して SQL Server にデータベースを作成する。*1
これで実行できるようになり、ASP.NET アプリケーションがブラウザで表示されつつ、出力ログに WorkerRole の稼働中の表示が流れ続けるという形になった。今日はここまで。