Crystal Reports for Visual Studio 2010 and Delphi Prism

風邪で寝込んでいて、すっかりわすれていましたが、11/22 に正式版がリリースされていますね。
http://www.sdn.sap.com/irj/scn/weblogs?blog=/pub/wlg/22083
設計時・実行時ともに、日本語をサポートとなっているのでおそらく for Visual Studio 2005/2008 ぐらいの日本語化はされていると期待します。また、ターゲット切り替えによる .NET 2.0/3.5/4 すべてに*1対応しているとのことです。
実行環境としては、

となっており、x86 と x64 のみのサポートになっています。*2その他、IISIE の対応状況などは上のリンク先のサポート情報を参照してください。

名称からもわかるように Visual Studio 2010 以外に Delphi Prism もサポートされたようです。そういえば、Delphi Prism はライセンス体系が見直され、Delphi 3 以降のすべてのライセンスを利用できるという案内が、つい最近送付されてきていました。(Visual Studio with MSDN Subscription と同じ)

ベータからの変更点として、

  • データベースドライバの完備
  • Crystal Reports のレポートサーバのサポート
  • 64bit ランタイム
  • WPF 用レポートビュワー
  • ランタイムレポートデザイナで編集できない読み取り専用のレポートファイルの作成機能

がハイライトとしてあげられていました。最後の項目はうれしい人は少なそうですが、うれしい人はうれしいよね。

内部バージョンは 13.0 で確定のようです。*3

*1:Client Profile も含めて

*2:相変わらず ia64 はサポート対象外のようで

*3:id:ladybug:20100915