VMWare から Virtual PC へ

 今までは、VMWare 2.0 がリリースされたときのサービス価格で購入していたのを 3.0 にアップデートして利用していたのですが、VMWare は 3.0 になって、ホストマシンに新しいネットワークデバイスを2つか3つ追加し、それを利用してゲストマシンとのローカル接続や NAT 接続を行うようになりました。
 VMWare 2.0 はホストマシンからみてアプリケーション的な面が色濃い感じでしたが、3.0 になって上記のような構成になって OS やデバイスドライバとの連携がゴテゴテしてきたイメージがあって、ちょっと嫌いになっていました。
 今年から MSDN Subscription に Microsoft Virtual PC 2004 が1ライセンス付属してきたこともあって、今回は Virtual PC をインストールしてみました。

起動してみて

 まぁ、使い勝手やなんやは VMWare と大差なく、日本語版ということもあって設定項目などもわかりやすいです。
 ウィザードで自動作成された仮想ハードディスクをゲストマシンでFDISKすると 16GB とか表示されたのに、ちょっとびっくりしまして、仮想ディスクファイルは自動的に拡大するタイプなのだろうと確認しようと「バーチャルディスク ウィザード」から「既存の仮想ディスクの編集」を選択し、自動作成された仮想ハードディスクファイルを選んで、選択肢にまたびっくりしました(苦笑

 結局のところ、自動生成された仮想ハードディスクは最大16Gまで拡張可能な自動拡張仮想ハードディスクだったのだと思いますが、設定が不明な状態は気持ち悪いので新しい仮想ハードディスクを作成しました。

インストール...

 MSDN DVD 2455 から Windows XP Pro with SP1 をインストールしようとしたのですが、日本語辞書らしきファイルが読み取りエラーになり、何度再試行しても読み取れませんでした。
 この手の読み取りエラー問題は Microsoft 製品の特技で、KB 等でやまのように取りあげられていますが、仮想マシン上なので物理装置を変更することはできないし、OS のインストールなのでローカルディスク上にコピーしてから実行することもできません。
 仕方がないので MSDN DVD xxxx からインストールするかとファイル構成をみると、WINDOWS_XP_HOME_PROFESSINAL.ISO と WINDOWS_XP_SP1_TABLET_EDITION.ISO という2つのファイルがあります。インストールしたいのは Windows XP Professinal with SP1 なので、とりあえず前者を選択したのですが……SP1 なし版でした。
 前者が XP Home Edition + XP Professinal、後者が XP Professinal with SP1 + XP Tablet Edition のディスクイメージということで……わかりにくいって!