Erl

 VB6で、この Erl という単語に対して F1 を押してヘルプを参照しようとすると、なぜか Err というオブジェクトのヘルプがでる。
 この Erl というオブジェクトはヘルプでは調べることができないが、デバッグには有用なオブジェクトで、例外が発生した時の行番号を保存しているもの。printf-debug の友達です。

 この Erl と同時に知ったことは、VBソースコードには行番号をつけることができるということ、VBソースコードは行頭に任意の数値を記述することができる。

Private Sub LineNoTest()
1 Dim Apple as Object
5 Dim Banana as Object
10
20 Set Apple = New Fruits.Apple
15 Set Banana = New Fruits.Banana
30
40 Set Apple = Nothing
50 Set Banana = Nothing
End Sub

残念ながら体裁を整える*1ために、行番号 1 の 1 の左に空白を入れることは許されていない。

*1:Visual Basic IDE の内臓エディタは強力に体裁を矯正するが、私には強制に見えてひどく扱いづらい