相対パスの保存がおかしい?

 ファイルメニューから実行イメージの生成を選び、保存先を指定する。
例えば、D:\Projects\Product1\Project1\Project1.vbp のコンパイル結果を直上の D:\Projects\Product1\ フォルダに保存する。すると、VB はプロジェクトファイルに

Path32=..

という記録をして、D:\Projects\Product1\Project1.exe を生成する。このプロジェクトを閉じてから開きなおし、再び実行イメージを生成すると、この値を読んでいるらしくデフォルトで D:\Projects\Product1\ に保存するダイアログがでるので、保存する。するとプロジェクトファイルには

Path32=..\..\Product1

と記録される。明らかにおかしいが、これをもう1度繰り返す。当然のように

Path32=..\..\..\Projects\Product1

という値に書き換わる。さらにもう1度保存しても、これ以上はフォルダ階層をさかのぼれないからだろう、この設定は変化しない。

 しかし、実行イメージの保存ダイアログはデフォルトで D:\Projects\Product1 を開かなくなり、かわりに Visual Basic のインストール先である C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\VB6 を開く…。