Windows XP と Active Desktop

世間的に、WIndows のタスクバーは画面下部にあって自動的に隠す設定にしている人が多いという気がします。
近年はともかく、現在の Windows シリーズのデスクトップの形を作り上げた Windows 95 の時代は14インチや15インチのモニターが主流であり、デスクトップをより広く使うためにそのような設定が行われていたのだと思います。
私のタスクバーは、画面左にアイコン1つ分の幅のサイズで自動的に隠さないで常に表示されています。いろいろな理由はあったのですが、もはやこの設定に完全に慣れてしまっているので変更することができません。
このような設定をしていると、結構な数のアプリケーションが タスクバーが左(右)にある という状況を想定していない座標管理を行っており、起動するたびに表示位置がずれたりデスクトップワークスペースの外へウィンドウを表示してしまったりと、他人のアプリケーションを反面教師的に観察できたりします。
他にも少数派な設定としては、Internet Explorer 4.0 以降のシェル統合デスクトップ機能の1つである Active Desktop を愛好しているということもあります。
この機能はぶっちゃけて言うと、デスクトップの壁紙を Internet Explorer にしてしまうというスゴイ機能です。
当然、壁紙をHTMLで記述することもできますし、画面のプロパティから別の Active Desktop コンテンツを追加すれば、それを通常のウィンドウのように移動・リサイズ・消去可能なフローティングウィンドウ要素として壁紙に追加できます。
私自身は、このような機能はほとんど利用しておらず、Active Desktop の機能の1つである デスクトップにアイコンを表示しない という機能をメイン利用していました。*1 Windows XP では、このアイコンの非表示機能が Active Desktop から独立して実装されたので、もう重たい(笑) Active Desktop を利用せずにアイコンが消せるようになったので、現在は Active Desktop は利用していません。

*1:この機能だけを通常のデスクトップ上で実現するツールは簡単に作れますし、世間的にもたくさん存在していますが