指紋読み取り装置つきキーボード
id:akiramei:20041210より指紋読み取り装置つきキーボード
最近は、入国管理などに利用されるなどもあり、かわってきているかんじがありますが、
「指紋をとる/とられる」ことに犯罪者的な扱いを感じるなどの嫌悪感を抱く人が多いとか、そもそも不適合者が多いとか、6〜8年前は真剣に「指紋はダメだろ」と言われてましたが、いろんな理由でいっきにシェアを伸ばしたあと、ぜんぜん落ちてきませんね。
伸びだした当時*1では、三点間抽出とか特徴点抽出とか、データサイズが認証ID*2込みで1人あたり64バイトとか、おいおいハッシュ値かよ?ってかんじでしたが、今もかわらないのかなぁ
100万のサンプルデータに対して、認証の4率を0.01%以上悪化させずにデータサイズを1バイト少なくするために、いったい何時間の苦労があるのか。
いや、指紋はたいてい認証能力的な成績は悪いから、そこらへんに妥協してたんだろけど(笑)、指紋以外の認証能力的利点で勝負していたシステムは・・・、まあお勉強にはなってよかったかんじですけどね。
しかし、もう4つの率を忘れているなぁ
- 本人受け入れ率
- 本人を正当に本人として受け入れる
- 他人受け入れ率
- 他人を間違えて受け入れる
- 本人拒否率
- 本人が認証しているので失敗する
- 不適合率
- (身体的理由などで)その認証システムを利用できない
とかだっけ?
1年前ぐらいに、特殊なメガネを使わないと見えない液晶を利用して、
- メガネをかける
- 液晶パネルの上に表示されるソフトウェアキーボードを使ったパスワード入力
みたいな普通のパスワードもアイデア次第で色々できるというような製品もありました。
このシステムはソフトウェアキーボードなので文字を選ぶだけではなくて記号や写真などの画像を表示するような形式によって、複雑なパスワードとちがって覚えやすく連想しにくく、そして「脅されているときに混ぜて押すためのキー」なんてのも定義できたりするとか照会されてたのが個人的には受けた。
認証業界からは完全に離れてしまったので、もはやちょっと興味をもって見る程度だけど、結局現場では、経年変化問題とかデータ管理とか、システム運営的要因で採用できうるシステムせばまっちゃうんだよな〜。