ナンバーは Number なのに、なぜ No ?

一瞬、hatenaに質問しようかと思いましたが、調べるとすぐにでてきました。
ラテン語の Numero の略なんですね。
他にもラテン語の出展の略語としては、vs と etc があるようで、vs はラテン語で versus で、英語の略さないスペルは against、etc はラテン語の et cetra で英語の略さないスペルは and so forth だそうで……vs とか etc って英語だと思ってたよ!*1
エトセトラはドイツ語だと und so weiter だから usw って略するらしいです。


また、Numero を No と略すのは英語圏で、ドイツ語では Nummer だから Nr らしいです。このような単語の先頭と末尾を利用する省略は結構使われているらしく人名がよく冠する Mr(Mister), Mrs(Mistress), Jr(Junior), Dr(Doctor) といった語は全部このパターンですね。
また、アメリカ英語では略語の後ろに「 . 」をつけてイギリス英語では「 . 」をつけないらしいです。


プログラミングの世界だと TLS(三文字略語) が非常に頻繁に出てくるけど、たまにエーって感じの略しかたがありますね。N が and の略だったり(これは慣れましたが)

*1:それでも No は「発音がナンバーと英語式」というラテン語派生語としては珍しい略語だそうで