Google Update おかしいよ?
今日、PCを起動したら定期的にディスクから、ガリガリと回転音がすることに気がついた。
タスク一覧を見ると GoogleUpdate.exe が5つ起動しており、うち3つが消費メモリを 1MB/30sec ぐらいの速度で増量しながら google へアクセスをがんばって試みていた。
ちょろちょろと調べつつ挙動を確認すると、どうも不具合っぽい動作をしている。
現在の環境は、ネットワーク環境の設定で http でのアクセスには認証付き proxy を必要とするのだが、Google Chrome や GoogleUpdate は proxy の設定項目を持たずに Windows の proxy 設定を利用し、さらに認証ダイアログの表示を行わないため認証ができないようになっている。このあたりは Chrome のインストール方法として web 上にいくつも記事があるので、それらを参考にしてもらうとして環境として、
application, web browser ↓ localhost webproxy (w/o auth) ↓ gateway webproxy (require auth) ↓ web sites, web services
となっているわけですね。GoogleUpdate.exe が起動すると、最初は当然1プロセスしかない。この状態で GoogleUpdate.exe は Windows の proxy 設定を参照して localhost の webproxy 経由で google へアクセスしアップデートの有無を調査する。おそらく、いつもはここでアップデートが存在しないので動作が終了している。
アップデートが存在すると、GoogleUpdate.exe は子プロセスを作成してアップデートを取得にいくようだ。しかし、この子プロセスはどうやって情報を手に入れたのか、gateway webproxy へ直接接続を行い、Chrome のインストーラーと同様に認証ダイアログの表示機能等がないため、動作が停止しているようだ。
たんに動作が停止しているだけなら良い(?)んだけど、消費メモリがどんどん増えて定期的にそれがページアウトしてディスク I/O を発生させていたわけですね。