6. SVK のインストール


SVK を用いない・SVK に興味がない人は、SVK 関連は読み飛ばしてください。
今回のプロジェクトでは複数の拠点に分散した開発になっており、最終的なソース管理は1つのリポジトリで行うが同時に複数のチームが作業する。マスターとなるリポジトリでは夜間自動ビルド等が実行されているので中途半端なコードをコミットできなかったり、作業用の臨時ネットワークの速度や、管理権限がないので hook が設定できないとか、そういった諸々を考慮して自分たちのチームが管理するソースはローカルのリポジトリで管理する形での開発を行うため、SVK をサーバサイドのミラーツールとして利用する。(概略図)
http://svk.bestpractical.com/view/HomePage の SVKWin32 からバイナリ版をダウンロードしインストール。現時点の SVK 2.2.0 のバイナリでは、使われている Subversion 1.5.2 と少し古くて (3.) で Subversion 1.6.17 をインストールしていると Subversion 側で作成したリポジトリへアクセスできないという問題がでる。

  1. [正道]Python と同じように PerlSubversion Binding をインストールして CPAN から SVK を入れる。
  2. [回避策]リポジトリ作成は SVK で行う。(1.6 系から 1.5 系のリポジトリを読み書きできるから)
  3. [邪道]svk の参照する DLL を (3.) でインストールしたものに置き換えて、Binding は古いままバックエンドだけ 1.6.17 に変更して利用(インターフェースの変更がないので可能)

といった対策が必要になる。私は、Perl 入れるのは手間がかかりすぎるので悪い子になります。